2024/11/11
2024年11月30日(土)、東京大学大学院 情報学環 開沼博研究室では、探究学習をテーマにしたシンポジウムとワークショップ「未来を拓く探究学習:東京大学で考える高校・中学 新たな学びの実践と可能性」を開催する。東京大学本郷キャンパスとオンライン(Zoom)でのハイブリット開催。
現在、学校教育の現場では、生徒の主体的な学びや問題解決能力の向上を目指した「探究学習」が注目されている。このイベントでは、探究学習の最先端の課題と可能性を学び、現役中高生と、中高の教員、大学研究者とが互いに意見交換を行いながら、より深い学びの可能性を模索する。中高生にも大人にも立場を問わず意義ある時間にすべく、平易な言葉と具体的なエピソードを元に議論を進めていく。
当日は、高大接続や高等教育が専門の早稲田大学・大学総合研究センターの遠藤健講師、全国の中高における探究学習の支援実践を通して中高生による政策提言や学会発表など多数の実績を残してきた東京大学大学院情報学環の開沼博准教授が講演。探究学習の教育上の意義や進路に及ぼす影響、現場の教員にとっての課題や可能性、具体的な手法の開発や高大接続における意義について振り返える。
また、クリエイティブ・ディレクターの辻愛沙子氏をゲストに迎え、社会課題に若者が関わることの意義について議論を展開した上で、開沼研究室にて実践する地域や災害、環境などをテーマにしたスタディツアーや講義に参加した生徒も交えて、その魅力や発展可能性について議論する「対話型事例研究ワークショップ」も実施する。教育者や生徒が直面するリアルな課題を共有し、対話を通じて共に学びを深める。
なお、シンポジウムとワークショップの前(11:00〜13:00)には、東京大学本郷キャンパスのガイド付きツアーも同時開催される。東京大学の現役教員や学生がキャンパス内を案内し、東大でのリアルな学びや研究・教育環境を知る機会となる。進路について考える生徒はもちろん、先生方・保護者も楽しめる内容となっている。
<未来を拓く探究学習:東京大学で考える高校・中学 新たな学びの実践と可能性>
日時:11月30日(土)14:00〜16:00 ※11:00〜13:00に東大キャンパスツアー開催
会場:東京大学本郷キャンパス 福武ホール地下2階 ラーニングスタジオ2・3 (東京都文京区本郷7-3-1)
オンライン参加者にはZoomのURLを後日送付
対象:現役中高生、教員、保護者
費用:無料
申込:専用フォームから事前に申し込みが必要(定員あり)
参考:【東京大学大学院 情報学環・学際情報学府】未来を拓く探究学習:東京大学で考える高校・中学 新たな学びの実践と可能性- シンポジウム&対話型事例研究ワークショップ-
大学ジャーナル https://univ-journal.jp