2018/11/07
熊本県では11月6日、若者の県内就職と定着を目指す、「ふるさとくまもと創造人材奨学金返還等サポート制度」を公表した。同県のホームページによれば、「県内企業等の中核を担う人材確保のため、県と県内企業等が協力して、県内就職する若者の奨学金返還等を支援する制度を創設し、参加企業の募集を行います」というもの。
新しい制度は、県と企業が奨学金相当額を支給し、若者が熊本で働くことを促すもので、2020年春就職予定の現在大学3年生からが対象になる。例えば、奨学金200万円を借りていた場合、県と雇った企業が半分の100万円ずつを、就職後10年間に分けて本人へ支給する。熊本県に戻って就職すれば、奨学金の返還を支援してもらえる有利な制度といえる。
参考:http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_25526.html?type=new&pg=1&nw_id=1