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　岩手県の沿岸を走る三陸鉄道の列車内で、11月23日ジャズのコンサートが行われ、乗客が車窓からの景色とともに演奏を楽しんだ。これを報じたIBC岩手放送（11/23）によれば、早稲田大ニューオルリンズジャズクラブが、復興支援として2011年から毎年、この時期に行っている。

　23日はメンバーのうちの11人が、三陸鉄道北リアス線の宮古駅と田野畑村の島越駅の間を走る、往復およそ1時間半、列車内でジャズの演奏を繰り広げた。外は冷たい小雨が降るあいにくの天気だったが、乗客はメンバーによる寒さを吹き飛ばすかのような、エネルギッシュな演奏を楽しんだ。同クラブは、今後も宮古地域を中心に、被災地で息の長い支援活動を行っていくという。