2017/09/28
八戸工業大は9月24日、青森県林政課と連携した体験型学習「もっと使おう県産材」を初めて実施した。これを報じた東奥日報(9/28)によれば、土木建築工学科の3年生19人が参加し、チェーンソーアートを通じて、木の持つ香りやぬくもりを体感した。座学中心となりがちな大学の講義を補うかたちで、就職してからも役立つ実践的な技術を身に付けることが狙い。
チェーンソーアート愛好者の集まり「青い森カービングクラブ」の会員で、数々のチェーンソーアート大会で入賞歴がある杉山徹さん(57)らが講師を務めた。学生たちは秋晴れの下、学校敷地内の芝生にブルーシートを広げ、県南地方で伐採されたスギを使ったチェーンソーアートに初挑戦。慣れないチェーンソーを使った細かい作業に苦戦しながらも、木彫りのフクロウやリンゴなどを約2時間かけて完成させた。