2016/05/31
立教大は、英語だけで学位の取得が可能な新プログラムを2017年度から導入する、と産経新聞(5/31)が報じた。同紙によれば、少人数教育を徹底し全員に1年間の海外留学を課すなどして、実践的な英語力を学び、卒業後に広く世界で活躍できるようなグローバルリーダーを育成するのが目的。同大学では、自由に学問を探究し視野を広げ、さまざまなものの考え方を理解する学びを指す「リベラルアーツ」を教育の柱に掲げている。
新プログラムはリベラルアーツを英語で学ぶことから「Global Liberal Arts Program(GLAP=グラップ)」と名付けた。学生がきめ細かな指導を受けられるように、1学年当たりの定員は20人とした。1年次の個別指導は最大5人という超少人数で導入教育を行い、論理的思考の基盤となる力を身につける。また、2年の秋から1年間にわたって、リベラルアーツ教育に定評がある米国や中国の協定校に留学する。