2016/05/26
上智大と横浜市教育委員会が5月24日、横浜市立高校(9校10課程)と相互に教育の充実を図るため、教育連携に関する協定を締結した、と総合情報のリセマム(5/26)が報じた。それによれば、グローバル人材の育成を推進する横浜市立高校に、上智大が持つ教育・研究の力を活用してもらうことが協定の柱となる。横浜市教育委員会は、2016年2月に策定した「横浜市立高校魅力ある高校教育ガイドライン」において、真の学力の充実とグローバル人材の育成、生徒ひとりひとりの能力を最大限に伸ばす特色ある教育の充実などを掲げている。
今回の協定では、横浜市立高校が進めているグローバル人材育成のさらなる推進のため、同大が持つ教育・研究の力を活用する。具体的には、同大の教員による市立高校の生徒に向けた特別講義や講演会の実施、市立高校の生徒が大学の研究室へ訪問、学校間で教育内容の研究や連携講座に取り組む。また、同大にとっても、進めている高大連携の取組みの新たな展開になるという。